さむい春。

うっすらと 雲が頭上を覆い 

おもぐるしさがつきまとう。

天気だけ? さむいから?

無言で 歩く。

何を語りたいのか 何を知りたいのか

もう何もかんがえたくないのか。

さむい 春 だ。

◯◯◯◯  ◯◯◯◯  ◯◯◯◯  ◯◯◯◯

花のように咲こう。
ただ、今という瞬間を。
息をひそめて 何かが動き出すのを待つ。
見えない縄が 肌に痛い。

花のように咲こう。
それでも 雲間に陽は射し
涼しげな空気を 吸うことができる。
ここに いのちがある。