辰年。

今年もよろしくお願いします。
「一瞬の そして 永遠の」


ありきたりの ことば。
あの人が 口にすると
とてつもない 威力を持つ。


生きるか死ぬかの
違いにさえ思う。


あなたでなければ
どうしても。


他の人ではなく。


一年後のふたりのことは
ひとつも浮かばない。


もう、二度と逢えなくても
永遠に残る その一瞬は


波紋のように
わたしの中で響き続ける。


一瞬の そして 永遠の
時間が消えた わたしの居場所。


いつでもあなたに逢える。
はじめて 見つめた合った瞳で