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花
藤沢周平。
藤沢周平って知ってる?実家へ帰った時に、何気なく聞いてみたら、
全部読んだよ〜と、母。他界した父も、好きだったらしい。知らなかった。
わたしは、短編を数本だけ。その中で一番刺さった「花のあと」。
- 作者: 藤沢周平
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1989/03/10
- メディア: 文庫
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初恋の人の仇討ち。この胸中は納得がいった。真剣にぶつけ合う剣の技に、以登の生き方や気持ちが表れる。やわらかく抱き合うだけが、恋じゃない。表題「花のあと」とつけたのもいい。脇役の夫が、地味に一番すごい〜。うううむ。人物像が明確で面白かった。