雪の女王〜想いをつらぬく〜


 宮崎駿氏絶賛。

雪の女王 ≪新訳版≫ [DVD]

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 リメイクで絵本やアニメ等たくさんある中、この作品が一番優雅で面白い。周囲を巻き込み、カイへの想いをつらぬく。
冷酷で美しい女王とひたむきなヒロインゲルダより、粗っぽい少女が魅力的でした。女王・ゲルダ・少女の3人は、ひとりの内側に存在している、と私は思っています。詳しく感想を書くと、内容がわかるから控えます〜。 
 白雪姫にも同じことを感じました。白雪姫とお妃様。永遠に続くと信じている若さと美貌、老いと死の事実を知った絶望。両方抱き合わせて、ひとり。複雑で、あいまいで、驚くほど単純。だけど、わりきれない。白黒はっきりより、グレーに揺れる時間を長く過ごしていると思う。弱くて、頼りない、それでいいと思う。

 ありのまま。そのままが、美しい。そう言いたいな。


 4月30日9時30分から 埼玉大学にて 
「性の基礎講座」があります。http://seikyokyo.org/
 貧困な暮らしに打撃を受け、発想や精神まで貧困になりたくないんです、なんとしても。性を語るのは、平和の入口。いのちそのもの。ぎりぎりの毎日、一線を越えた失敗をしていても、何がどうであろうと、性を物のように扱われる筋合いはないよ。つまずいても、いいじゃん。今、ありのままの姿を見つめ、もう一度抱きしめよう。大丈夫だよ。
 性=生=人格だけど、私自身はペケ。転んでばかり(過去ログ読んでね)。未熟。だけど。擦りむいた足を引きずりながら、見えてくる景色もあったの。どんな考えを持ってもいい。自分の中にある性をしっかりと見つめてみませんか。