クロワッサンとミルク


 沖縄のことばで、みるく世は平和の世。弥勒世がみるく世、みたいです。シンガーソングライターのまよなかしんやさんが、教えてくれました。数年前、北海道に来てくださって、特設ステージで、はじけるように矢臼別みるく祭〜(=平和祭)と激励コンサート。その時は、アレン・ネルソンも一緒で、ブルースなど甘い歌声を演習場まで響くように披露してくれました。

「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 (シリーズ・子どもたちの未来のために)

「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 (シリーズ・子どもたちの未来のために)

 アレンは、よく矢臼別に来ていて、地元の人たちもよく交流していました。海兵隊の実弾演習時、入り口に「海兵隊はテロ」といった内容の看板を建てましたが、すぐ、引っこ抜かれて持ち去られました。日本人が考えた英語の訴えは、残されたままでした。アレンの言葉は、同じアメリカ人の胸に刺さる英語だったんでしょうね。

 雑誌クロワッサンは、商品買ってよオーラがある雑誌ですが、一ページ目のコラム、まん中あたりの連載2本はずっと、ずっと長く続いています。平和を様々な視点から、いろいろな人が書いています。他にも福祉、医療、女性、こども、教育・・・多岐にわたる内容を取り上げています。その割にあちこち散漫にならないのは、意外に中心テーマが絞られているから。「わたしたちの話題であること」。昔のコラムは切り抜いて保管しています。あと、きもの紹介の連載も長い。おすすめは定期購読。

クロワッサン 2011年 2/25号 [雑誌]

クロワッサン 2011年 2/25号 [雑誌]

 うちの愛犬は、毛色からみるくちゃんとつけました。へいわちゃん。偶然でうっれしい。母犬シフォンはもういませんが、矢臼別でいつも川瀬さんと散歩していました。自然の中で気持ちよいのか、飼い主の私がストレスを捨てて、川瀬さんとゆったりすごしているのを感じてなのか、この場所をとても好んでいました。川瀬さんには、色鉛筆で似顔絵を描いてもらい、とても可愛がられました。本当の飼い主みたいにくっついてました(私は2番目になってしまう)。似顔絵は今でもお部屋に残されてます。 
    みるく        母シフォンと兄ヒロ(黒)とみるく
[