■
ホシコ
2006年発行。でも新しい。
古い、って悪口みたいに使われるけど、わたしは思う。新しく生まれ変わりたいなら、古きを慈しんでこそ叶う、と。いいものは、いつだって新しい。何度でも何度でも生まれ変わり、新鮮に目の前に現れる。
どうしてホシコってつけたんだろう。宙をかけめぐる蹄の音。どうしてお互い惹かれあったんだろう。真っ直ぐ見つめる瞳。コウとホシコ。光と星。
大切なことはいつもシンプルで、すぐ忘れてしまう。繰り返し悩んで、また想い出す。そう、ここにあった。日々の会話に、しぐさに、降る雪、夜空、樹々、風。いつでも新しくた立ちのぼる真実。
- 作者: 加藤多一,早川重章
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る