怒りの肯定
穏やかでいるためには くぐりぬける激しい感情があると思う
そのことから目を背けたなら 真実をつかむのは難しいと思う
「怒り」は いらない ほんとうに?
怒りは ことの本質を示す
怒りは 遥か昔 原始の望みを伝える
わたしは ここにいる と
生きていきたい と
愛している と
いらないものを 受けとり
押し寄せる感情に 飲み込まれ
二度と引き返せない場所に つれていかれても
感じる心を 感じることで失うそれに
打ち勝つのは 怒りだけだ
怒りは いらない感情なのか ほんとうに