歳をとる味わい。

紅葉も そろそろ 土壌を豊かにする枯れ葉へと 移行する。


漫画家くらもちふさこが 作品の中で
「黄色とみどり 木の葉のオセロ。そろそろ黄色が勝ち始めた。」
(と、いうような文章だったと思う。雰囲気で記憶してる。)
夏から秋へ 季節の移り変わりを 表現している。

数年ぶりに読み返して 昔は何度も何度も読んでいたものだ。
だけど はじめてのように感激して 忘れられないフレーズになった。
これからもずっと好きな作家さんだ。作品の中で出逢えてよかった。


これから 冬になるので どう表現したらいいかなあ。
雪の前触れを告げる 雪虫。いなくなって 本当の雪が降る。
・・・。いまいちだなあ。そのまんまだしね。
やっぱりくらもちふさこさんは 素晴らしい作家だ。 


いろんなことに気づく。
いろんなことをありのままに受けて 感じて。
わたし(たち)自身の ことばを 語り始める。
歳を重ねるのも 味わい深くて いいもんだ。


今日という一日を。
わたしは 心の平和を築く 最初の日にする。


何度でも 言う。
核の 平和利用なんて はじめから ない。
わたしたちは いのちを削るものに 
頼らなければならないほど 無能じゃない。
いらない。

何度でも 何度でも  未来永劫 言い続ける。