あしたの風

あした 吹く風を 信じたい

だれでもなく 

あしたの 風も 葉を揺らし

ただ それだけを 見送って



あした つぶやく雨を 信じたい

わたしの音を消して

あしたの 雨の 行く先を

ただ ありのまま そのままに



あした 降りてくる陽射しを 信じたい

なにものも そのままに

あしたを あせらず

ただ 今である それだけだと