14歳は二度目の自己決定。未来へ。
椰月美智子「未来の息子」
未来の息子に逢ったのは、14歳。
この先、どんなことがあっても、いのちはつながっていく。
ポニョと宗介5歳の決心。その後、14歳も強い意志があらわれてくるのかな。
自分の性に気づき、
あっちの世界とこちら側に彷徨う感性があって。
どう生きるかを考える14歳。
この作品は短編と長編の間くらい。
重松清を思い起こしたんだけど・・・。
なまあたたかい空気が、やさしく通り過ぎる。
中学生は、生きる意味を知るに足りる年齢なのだ。
- 作者: 椰月美智子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/02/14
- メディア: 文庫
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