ターシャテューダ 内藤里永子
今日は本を買った。
やっぱり、お金は本のためにつかう。
あとで、なんて言っていたら、今の感性を失うから
本に関しては、躊躇しない。
「一夜だけ の 詩遊び」
意味深にもとれる表題。
もともとは、内藤永里子と谷川俊太郎が
桃の節句に、観客を前に詩の交換をした時の詩を編集。
ターシャの翻訳家。内藤永里子さん。
彼女を知らずにいたので、ちょっと半信半疑。でも。
「紅子さん」という詩がはっきりと伝えてくれる。
ああ、本当にターシャの翻訳家だなって。
誰かを大切に思うことば。
ターシャの花々に添えたことばと同じ。
明日へ もっと先へ 穏やかにつづくあこがれを謳う。
相手が女性でも、男性でも、焦がれる気持は変らない。
みずみずしくて 豊かだと思う。
「花一輪のこと」 内藤永里子
あの人とわたしとで 花一輪だということ。
旅立ってしまっても、地上のふるさとでも。 (エミリ・ディキンスンより)
- 作者: 谷川俊太郎,内藤里永子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: 単行本
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