9条の会広まる。

 念仏者9条の会、ちとせ9条の会が企画した、森住卓さんの講演会と、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」に行ってきました。

 わかりやすい話に、頷く人たちが多く、あらためて核の平和利用なんて始めからなかった、と確信し、福島原発の脅威に身震いしました。隣の席の知らないおじさんと話し込んでしまい、子どもたちにどうやって伝えたらいいのだろう、どうやっていのちを守ったらいいんだろう、と頭をひねってしまいました。
 「なんでもそうだけど黙っていては、変えられないから、声を出さないとね」と言ってもらい、迷ってる時間がもったいんだと思いました。
 映画も祝島の人々の生活とくらし、それに反して瀬戸内海の田ノ浦に原発を建てるという中部電力の強行が映し出されていました。具体的な自然エネルギーの作り方、使い方がスウェーデンを舞台に説明されていて、実は簡単。理屈も建設も。だけど〜、日本は利害、お金が絡むとものごとが遅々としてすすまなくなります。どうして!もお!!


 この北海道教育子育て9条の会を発足してから、のんびりゆっくり、ぼちぼちと、と思ってきたし、それが精一杯なのが正直なところなのです。続けるのが一番大事と自分に言い聞かせてきました。正しいのか、そうじゃないのかも自問自答し、力量や知識のなさ、学びの浅さを痛感していました。だけど、だからこそ、大風呂敷を広げずに、大切なことに焦点を絞っていきましょう!
 

 もちろん。今は。

 脱原発

 これにつきる。

 

 9条の会、今、北海道の点在する小さな9条の会が、横につながっています。お互い意識し合い連絡をとりながら、実のある学習会があちこちで企画され、充実した結果を得てます。
 わたしたちも、12月17日の学習会、かでる2.7はきっとすばらしい教育の話が聴けると期待しています。
 みなさん、どうぞご参加ください。そして、たくさんのご意見をお聴かせください。