平和委員会60周年によせて

心配なこと
不安なこと

山ほどある。

知れば知るほど
将来が怖い。


盲目的に 何かを信じ
崇拝するものを 持ち続ける。


事実や 真実や
選ぶことに 疲れても
すぐにしがみつかずにいよう。


深呼吸と 好きなお茶を
穏やかな 時間を持とう。


ぎっちりと掴むのも 必要だけど
その手を離したら 落ちるとは限らない。


案外 
ふかふかの毛布が あるかもしれない。
立っていられるかもしれない。


子どもを産むことが 育てることが
こわくても こわくても


わたしたちがいなくなった後
手渡してしまう世界


子どもの未来が 奪われる未来が
おそろしくても おそろしくても


つづけてきたことがある。
づづけていけることがある。


明確な答えなど 
役立ったことはほとんどない。


灰色に迷い続けた時間あ
模索し続ける日々の方が
はるかに長く長く 横たわっているのだ。


その中に 一筋の光を見いだしながら
紡いできたのが わたしたちの今じゃないか。


そして これからも


意義く 真実の笑顔を どの世界でも
その光を 見いだしながら つなげていくんだよ。