倉本聰、雨宮処凛、そして、幌延。

1万2千人があつまる、大集会となった「さようなら原発1万人集会」。

倉本聰さんのおはなしは、素朴で、不器用で、彼の作品みたいでした。
ところどころ、冗談もまじり、会場は沸きました。


雨宮処凛さんは、いつもどおり、学びをたくさんしていて、
ウランは外国で発掘され、その現場から廃棄物になるまで
ずっと被害を出し続け、最後は日本の国土の一部まで奪う・・・。
他国の人から見れば、海も空も汚し、再稼働するってどういうこと?
嫌われて当然と、指摘。会場うなずく。


わたし、一番つきささったのは、幌延のこと。
福島原発事故のことがあって、注目されてるけれど、
30年前からそれまで、孤独な闘いであった、訴えても叫んでも
振り向いてくれない、廃棄物処理場となった街であった、と。
涙でました。
上田市長も熱く語り、海や自然を痛めつけられると、
北海道は破綻し、生活していけない、と。