ここから。いつも、はじまりは。 
            〜いま、もちあわせている心と身体から〜 


 ここから。大切なのは。いつでも、ここから。
 過去も未来も、いまがあるから。ここから。はじまる。


 「ここから」は、はじまりとおわりの場所。
 こころとからだ。
 それだけもって生きる。
 それさえあれば、わたしを伝えられる。
 あなたに触れられる。
 
 こころとからだの学習裁判、通称「ここから裁判」http://kokokara.org/が2月22日に行われました。全国的な注目を浴び、命、性、生、教育の重みを訴えています。原告団は、とても優れた視点で芯のある主張をしています。
 遠い北海道で、何ができるんだろう。記事や原告の本を読み、部屋の中をうろうろ歩く。離れていても同じだ。わたしたちに、今、できることは何。

 性教育について ここから裁判について 
 賛否両論、あっていい。そんなのは自由ですよね。いろんな人がいるもの。

 わたしができるのは、目の前にいる、判断や意志が大切な女の子(男の子)に、しっかりと身体の名称を知らせ、大切な自分について一緒に考えることでしょうか。相手を大切にすることにもつながるよ、と伝えたい。つまずいても、転んでも大丈夫。わたしも戸惑い、苦い失敗ばかり。今だって迷ってるよって。大人も同じなんだと安心してほしい。
 実際、語る場面になると、難しさも感じる・・・ことばにつまってしまう。表現することばが見当たらない。自分の一番中心の部分。言えないから、主張できないし、守れない。どうやって話したらいいのかな。気持ちはあるのに。空回りします。
 わたしはまともな性教育を受けたことがありません。閉じてしまおうと性を隠し、その結果、自己否定に向かう道しるべばかり、耳にしてきました。もう乗り越えたい。それを美徳とした文化とは何だったのか・・・考えてみたい。
 

性教育裁判―七生養護学校事件が残したもの (岩波ブックレット)

性教育裁判―七生養護学校事件が残したもの (岩波ブックレット)


ユーミン。"Miss Lonely"

時のないホテル

時のないホテル

 「時のないホテル」3曲目。Miss Lonely。
 ひとりの女性の気持ちを丁寧にうたっていました。彼女独特のリズムと音の世界。平和へのねがいを込めて。歌詞が実在の話に感じて、じわっと残りました。