性は いのち

迷いながら 躓きながら
模索し続ける

人間らしさ
愛も苦しみも
こころと身体が
分離したり 統合されたり
複雑に折り重なって
何層もの心のひだが
できていくと思う。

赤ちゃんの出産に 結びつかなくても
なにかを生み出すのは 間違いないと思う。

いのち。

男性もまた 幸せを追求して。
女性が痛めつけられるような
死を示唆するような
性は 

うみだす行為と 相反して
人間を壊してしまう。


わたしたちは もっと
優しくて 豊かで
満ち足りた時間を 
食べよう。食べよう。

平凡な日常の中で
とるにたらない出来事に笑い
小さな失敗に舌打ちして
生きていこう。生きていこう。

そこにしか 育てられない
そこにしか うみだせない
すべてに 通じる道がある。


平和を 肩にのせて
落胆のため息も
極上の快感も

すべて 性 その中に。

教育こそ 崇高でありたい。

大人のはしくれとして

学びこそ 支えだと


その


教育が 崇高なものとして

あり続けることを 願う。

そのために 尽力する。


歴史をねじ曲げることばかりに

力を注いでも


なにひとつ 前進しない。

だれの 得になるのか。


私立大学が 選択した 

今は勇気のいる決断に

こころから 敬意を表したい。


女性の 人間の いのちの

かけがえのない 存在を 確かに 

自分の身体に感じるという

学びの本質を 見失わずに 

わたしたちも ともに歩もう。



この先も

大学という名に 希望と誇りを持って

死を迎えるまで 生きるために喰らう学びを。

オキナワ

オキナワの 勇気 と言ってしまうと軽々しい。

オキナワの 意志 決断力に

みんな ことばでは 説明がつかないと 思う。

オキナワの すごさは

オキナワが どれだけ 苦しんでるかを

はっきりと 示してる。


オキナワが 突きつけてるもの。

オキナワが 読み取らせるもの。

みんな 理屈だけでは 説明がつかないと 思う。

オキナワが 熱いのは

オキナワの 堪え難い 冷酷な歴史を

事実だったと 記している。


わたしたちも 同じ。

違う場所にいながら 背負っている。

未来ではなく 今を。

何度でも 言う。

何度でも 言う。

わたしたちは 自由だ。

羽のかわりに はばたくものを 持っている。

何度でも 言う。

わたしたちは 自由だ。


何度でも 何度でも 言う。


核の平和利用なんて はじめから ない。


命を削るものに 頼らなければならないほど

わたしたちは 無能じゃない。


いらない。


今を生きるのは わたしたちだ。

恐れずに 平和を。

現実的な感覚で。

選挙になると
自分がはがきを手にして
投票に向かうので
とてもリアルな
肌が敏感な
一日を過ごす。


なんとなく過ぎる時間が
ピリッと張りつめて
現実的な感覚で
物事を考えたり
服を着替えたり
顔をあらったりしている。


そして


どれだけ鈍い生活だったのか
はっとしたりする。


現実を 現実的に感じると
言ってしまうような鈍い自分を
笑ってしまいつつも
危ういと内心ジタバタして


だけど


あしたは しっかり迎えよう
そういえる わたしとあなたが
ここにいる現実を しっかりと
痛いくらい 抱きしめられるから


そう


あした


よろこびの産声を 
あげられるように 
夢みたいな現実を
感じられるように


あしたこそ 


そうやって 生きよう。

恐れずに。平和を。

明日 何が起きようと
この先 何が立ちはだかろうと

わたしは
わたしたちは 

求めてきたこと
思い続けてきたことを
失ったりはしない


お互いの願いに 邁進し過ぎて 
枯渇した日々は 横取りする日々は

まやかしだったと もう 
わかっているのだから


いつもどおりだと 安穏としたふりで
かけがえのない時が 奪われる恐怖は

二度とくりかえさないと もう
目を開いているのだから